ネットで見つけた人怖話の体験談を紹介していきます!

怖いパパ(友), 怖いママ(友), 怖かった見知らぬ人

「便乗君」

タクシーにまつわる怖い話

タクシーにまつわる怖い話

うちは割りと新しい住宅地で、駅から徒歩20分くらいのマンション。
バスもあるけど最終の時間が早く、20時台でなくなってしまう。

夫は帰宅時間が遅いので普段はチャリ使用。
天気が悪い日の帰りは、タクシーか在宅ワーカーの私が迎えに行く。
最近、夫から『便乗君』という人物の話を聞いた。

便乗君は天気の悪い日に出没。
隙をついて他人のタクシーに乗り込んでくる。
家族の送迎する車に乗り込んでくることもある。

「便乗させてくださいよ~」

と言って乗り込み、先に自分の家方向に誘導。
自宅近くのコンビニで

「ありがとうございました~」

と大きな声でお礼を言って降りていく。
もちろん料金なんて払わない。
二回引っかかる人はあまりいないが、一回引っかかった人はたくさんいるらしい。

夫も一回タクシー便乗されている。
駅を出てからの方向が逆で距離はうちと同じくらい、駅から徒歩20分ほど。

そんな話を聞いてから半年ほどたった今月7日。
台風が近づいていて警報も発令、雨風が強くなっていた。
夫が駅に着いたのは23時過ぎ。

タクシーは出払っていて一台もいなかった。
仕方ないので私に迎えに来てほしいと電話してきた。
で、私を待っていると便乗君が登場したらしい。
電話を聞いていて

「便乗させてくださいよ~」

とすりよってきたらしい。
私が駅に着くと夫と便乗君が車に乗り込んできた。
夫が『便乗君』とこそっと教えてくれた。
便乗君は

「便乗(以外略)」

とニヤニヤしながら言って入ってきた。
私は

「はいどうぞ~」

我が家まで快く便乗させてあげた。
便乗君の指示を無視して自宅マンションに直行。

エントランス前で便乗君をおろしさっさと駐車場へ。
駐車場側からマンションエントランスに入るとガラス越しに便乗君が途方にくれていた。

「おやすみなさーい」

とにっこり笑ってエレベーターへ。

「あの風雨の中、便乗君はどうやって帰ったのかな?40分歩いたのかな?」

という話をママ友にした。

「その人、Aちゃんパパだよ」

とママ友の一人。
A家と近くでAちゃんパパの便乗は有名らしい。

で、偶然なんだけど、今日のランチ会は同じ学年のママさんたちにクレクレして問題になってるAちゃんママへの対策会議。
最近、学年一つ下の私達にまでクレクレするようになってきて困っていた。

夫婦でセコケチって…。
幼稚園の行事でAちゃんパパに会ったことはないけど、一回くらい会って挨拶したいなと思います。


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