ネットで見つけた人怖話の体験談を紹介していきます!

怖い家族, 怖い父, 怖い義理兄弟姉妹, 怖かった見知らぬ人

奇形児の末路が恐怖過ぎた…

妊娠・妊婦・流産にまつわる怖い話

妊娠・妊婦・流産にまつわる怖い話

姪が結婚するらしく、両家の顔合わせがあるって言うんで、一昨日姉の家のいる街に十数年ぶりに行って来た。
そしたら、姉が3人の子供を産んだ産婦人科が閉院していて、更地になっていた跡地を見て思い出した私と義兄と父の黒い過去。

姪は3人兄弟の真ん中なんだけど、実は上の甥とこの姪の間にはもう1人姪がいるはずだった。
最初に生まれた甥っ子が思いの外可愛かったから、2人目が出来たって聞いて私も両親も大喜びしてた。

ところが、4ヶ月くらいして青い顔した義兄が1人で両親を訪ねて来た。
なんか相談があるらしく、夫婦のことなら私が聞いちゃまずいかと思って2階の自分の部屋に引っ込もうとしたんだけど、

「Sちゃんにも聞いてほしいんだ。」

と義兄が言うので両親と一緒に話に参加することになった。
義兄が話始めた内容は私や両親にとっても、かなりショッキングなものだった。

なんでも姉のお腹の中の子供に障害と言うか、相当致命的な奇形が見つかり、産まれてもすぐに行ってしまうレベルで大概は死産になるらしいとのこと。
義兄は医師から聞いた話を姉に話すかどうかで悩んでるみたいだった。

姉は少し善人が過ぎると言うか、ちょっと難しい所がある人で、どんな理由があろうと中絶なんて考えない性格ってのは家族全員知ってたから、義兄の気持ちはよくわかった。

結局、少しお金はかかるにしても、姉には全部内緒にして流れに任せるってことで話がまとまり義兄は帰って行った。
両親もずいぶん落胆してたけど、仲のよい二人だし孫ならまた授かるだろうと割りきったみたいだった。
その後、お腹の大きくなった姉が何度か実家を訪ねて来たけど、私も両親も事前の打ち合わせどおり無難にやり過ごしてた。

それであと2ヶ月もすれば子供が生まれるって時に、義兄から姉が入院したって連絡が入った。
両親と私が父の運転する車で姉夫婦の住む隣県の病院に着いた時には、もう姉は流産してしまっていた。

黒い過去はここから。
母が姉のそばに付いている時、診察室から

「何を言ってるんですか!」

と義兄の叫び声が響いてきた。
義兄は医師からいろいろ説明を受けてるはずで、驚いた私と父は診察室にかけいった。

診察室の中では真っ赤な顔をした義兄が医師を睨んでいた。
なんか医師が

「医学の発展のため」

とか言って、義兄に死んでしまった赤子の献体を願い出たらしい。
それを聞いた父も怒り始めると医師は

「もちろん、御礼はさせていただきます。100万でどうでしょう?」

とか言い始めた。

「金の問題じゃない!」

義兄はさらにヒートアップしたけれど、医師が

「200でどうですか?」

と続けると、左の眉毛がピクっと動いた。
義兄も良い人なんだけど、根が正直と言うか、金の力には勝てないみたいで、どうしましょうみたいな顔をして父の方を見た。

父も表情が少し変わってしまってた。
義兄にしても私たち家族にしても、今回の子供は無いものと諦めてることもあったし、最終的に500まで上がった金額で手を打つことになった。
もちろん、姉と母には内緒…。


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