ネットで見つけた人怖話の体験談を紹介していきます!

怖い妹/弟, 怖い家族

自殺した弟の日記

(家族)日記にまつわる怖い話

(家族)日記にまつわる怖い話

10年前、イジメを苦に不登校になって自殺した弟の日記を見つけてしまった。
弟の部屋はずっとそのまんまになってて、親もあまり入りたくないらしくて放置。
几帳面な性格の子だったので、きちんと片付いており、たまに掃除機かける程度で済ませてるらしい。

私はもう嫁に行って実家を出ているのだが、たまたま帰省した時にふと魔が差して弟の部屋に入ってしまった。
4歳違いで、私は弟に勉強を教えることが多かった。

弟は私よりも頭が良かったが、そこは4歳差と解答の存在で、ナントカ誤魔化していた。
まあそこは本題じゃないのだが…
で、弟の数学のノートを見つけたのでパラパラとめくりながら

「あー、実は私このへん分かってなかったんだよな…解答見ながら誤魔化してたなあ」

とか懐かしく思っていた。
ところが、数学のノートのラストページから、弟の日記が始まっていた。

自殺する少し前、弟はフリースクールに通っていたのだが、そこでも馴染めず学校を思い出して辛かったらしい。
だが、親に心配かけたくないからとフリースクールに行くフリをして駅で身を潜めて時間を過ごしてた。

駅に連なる建物の中にはマックがあった。
ションボリして時間を過ごしている弟はその日に限っておなかが減って仕方がなかったが、マックに入る金を持っていなかった。
すると、通りすがりのキレイなお姉さんが弟に

「大丈夫?」

声をかけて、なぜかハンバーガーを奢ってくれて話を聴いてくれた。

「すいません」

と言う弟に、美女は

「男の子なんだからお腹すくよね。食べなよ」

と親切にしてくれた。
弟はすっかり美女に惚れてしまった。
その後、弟はその美女を探して駅やマクドナルドをウロウロするように。

『あの人に会いたい』
『あんなキレイで優しい人がいるなんて信じられない』

と、彼女への恋慕が延々と綴られていた。
だが、弟がどれほど探しても、美女はその後二度とマックに現れず、駅にも現れなかった。
そこから弟の精神が壊れ始める。

『あの人はなぜ俺に親切にしたのか』
『俺をもてあそんだのか』
『許せない。殺してやりたい』

いや、ちょっとまて。
その美女はお前にハンバーガー奢って話を聴いてくれた親切な人じゃないのか?

なんで『許せない』とか『もてあそばれた』になるのか??
挙句に『●してやりたい』ってorz

私にとってはあくまでも可愛い弟だった
でも恐ろしい一面があったことを初めて知った。

彼女への恋慕は次第に呪詛に変わり、それが延々と続いていた。
こんなの親にはとても見せられないので、嫁ぎ先に持ってきてしまった。
弟のノートを燃やすのもイヤだけど、誰かに見つかるのも嫌。

『弟だって、こんな恐ろしい一面があったことを親には知られたくないだろう…』

と思うのは私の思い込みなのかな…
今もノートを読み返してると泣けてくる。

親切にしてくれた人を殺そうなんて、どうして思えたんだ…
彼女に危害を加えることなく弟が亡くなってくれたことを初めてよかったと思ってしまった…


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