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旦那からの一言と妻の本心

流産した後の旦那からの一言と妻の本心にまつわる怖い話

流産した後の旦那からの一言と妻の本心にまつわる怖い話

数年前、妊娠したが、ある時の検診で子供がお腹の中で亡くなっているのがわかった。
どこにも異常はないらしく、原因は不明。

入院して薬で陣痛を起こして自然分娩し、その翌日に火葬した。
子供の骨をお墓に入れた翌日から、疲れや悲しみが一気に来たのか、まともに動けなくなった。

トイレには行くけど、冗談抜きで力を振り絞らないと起き上がれなかった。
気を使ってくれる旦那両親や旦那兄弟(旦那実家で同居していた)に

「迷惑をかけてすみません」
「気を使わせてごめんなさい」

と言おうとしても声が出てこない。
頑張っても喋れない。
食事は、義母や義妹が買ってきてくれたゼリーや野菜ジュースをなんとか飲み込んでる感じだった。

そんな状態が何ヶ月か続いた頃、いつものように布団で横になっていたところに、仕事帰りの旦那が入ってきた。
なんだか申し訳ないような気まずいような気持ちで、旦那に背を向けたままでいたら、信じられない言葉が聞こえてきた。

「お前さ、なんでいつまでも体をいたわってんだよ。もう、吐いたり動きづらくなったりしてないんだろ?病気じゃないんだから、さっさと起きて飯作れよ」

怒って罵るとか泣いてなじるとか出来ず、信じられない言葉に震えてただ凍りついていた。
すると、

「お前はー!!」

という義父の怒鳴り声と同時に寝室のふすまが開き、義父に続いて義母・義弟・義妹が入ってきて、旦那をボコボコにし始めた。
最初はその光景に呆然としていたが、

「何すんだよ」
「寝てばっかりなんだから、こいつ」

と言い放つ旦那を見ている内に少しずつ怒りが湧いてきた。
なんで私たちの赤ちゃんが死んでしまったのにこいつは平気でいられるのか、子供を亡くしたばかりの私になんであんなことを言えるのか、なんで赤ちゃんがこの世にいなくてこいつがこの世にいるんだ、という気持ちになった。

なので、義家族たちを止めず、ただ見ていた。
げんこつやビンタや蹴りや罵り言葉等をぶつけられている旦那を見ていい気味だと思った。
義母が旦那の首を締め出したところで止めたけど。




その次の日から、なんとかトイレ以外でも起きられるようになり、声も少しずつ出せるようになった。
フルボッコされていろんなところにひっかき傷や青あざを作った旦那を初めて見た時は、正直大笑いしそうだった。
その後、謝ってくる旦那や、義家族の前で度々

「ごめんなさい、病気じゃないのに怠けてしまって……」
「いなくなった子供にいつまでもこだわってるなんて、(旦那)さんに怒られて当然ですよね……」

と弱々しく呟くようにした。
そうすれば、旦那をフルボッコしてもらえるから。
でもある日、義弟に

「いつまであんなのと夫婦でいるんですか!このままじゃお義姉さん、壊れちゃいますよ!」

と言われたので、旦那に

「離婚してください」

と頼んだ。
旦那は

「本当にすまなかった」

と泣きながら謝ってきたけど、何も感じなかった。
離婚を口にしたのも、義弟君の言うように『自分が壊れちゃうかもしれないから』じゃなくて、『自分の腹黒さがバレるかもしれないから』って動機だったし。

離婚して4年になるけど、今は元旦那実家の人たちとは疎遠になっている。
あの時の私が『子供を亡くして深く悲しんでいる不憫な女』じゃなくて『旦那を痛めつけてもらう為に悲しんで見せるキチな女』と知られない為にも、これで良かったのだと思う。


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