ネットで見つけた人怖話の体験談を紹介していきます!

怖い職場/学校の人

差別用語を叫ぶ子供たち

差別用語を叫ぶ子供たちにまつわる怖い話

差別用語を叫ぶ子供たちにまつわる怖い話

北海道で小学生時代を過ごしていて、授業の一環でアイヌ民族の末裔の女性が当時の北海道を語ってもらう時間があった。
アイヌ民族を道外の人がどれ位知ってるか分からんけどアメリカのインディアンに境遇が似ていて、簡単に言うと後から来た人間にこっぴどくやられて住んでいる所も文化も何もかも搾取されたって感じ。

今の北海道は移民が築いた場所でもちろん授業を受ける生徒も多分全員が移民の末裔だから子供ながらに少し居心地の悪さを感じていたのだけれど授業が始まるとアイヌ人の末裔っていう人は思っていたよりずっと良い人だった。

今でも覚えているのはあくまで今の子供も自分も当事者ではないから起こったことは忘れなくても、それを怒るんじゃなくて次に生かそう、みたいなニュアンスをアイヌ人の末裔の女性が話していて、

『良い考えだな』

と単純に思った。




そんな感じの授業の後半位で質問の時間があって、みんなそれぞれ思ったことを聞いていたのだけれど、クラスの馬鹿な男子が

「毛深くて猿みたいですよね」

みたいなことを言い出した、先生が止めに入ったのだけれど他の奴らも便乗して

「鮭しか食ってなかったんすか」

とか

「熊と付き合ってるんですか」

とか明らかな差別をし始めた。
女性が来たってことでちょっと舞い上がってたのかも知れないけれど、収拾の付かない位馬鹿達が騒ぎ始めてとうとうその女性が泣きだしてた。
それで少し騒ぎが収まった位にその女性が大声で

「お前らみたいな奴がいるから、今も色んな民族の差別が終わらない」

みたいなことを言ってイスを投げつけた。
それで授業は終わって、担任の先生からも後でクラス全員相当怒られてそれからアイヌ人の末裔が学校に来ることは二度となかった。

差別習慣とかを全く教えなくなった今の世の中で生まれた子供でもこういう事を言い出す馬鹿が居るっていうのはほんとに怖いことだと思う。


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