自分は今、仕事の都合でそこそこの田舎に住んでるのですが、この前の日曜日は仕事が休みで気分転換も兼ねてこの辺りでは比較的栄えている街(電車で1時間程の所)へ電車に乗り一人で買い物へ行きました。

その帰りに電車内で不思議な体験をしました。
時刻は夜の10時頃で自分が降りる駅まであと3駅程の所。

その時間にその辺りだと、もう車内にはほとんど人が居らず、少なくとも自分が乗っていた車両には自分しか乗っていませんでした。
座っていた座席が、車両中央にある座席列で列の両端は乗降口のところで手摺?によって途切れてました。
自分はその手摺から人1人分空ける様な位置に座ってました。

そんな時、電車が駅で止まり自分の居る車両に人が1人乗ってきたんです。
前述した状況だったので

『少し珍しいな』

と思い、乗車したばかりでまだ乗降口辺りに居るその人を見たら女性でした。
20代半ばくらいで髪は暗い茶髪のセミロング、落ち着いた装いの方でした。

所謂ながらスマホで乗車し、席に座ったのですが、座った場所が自分の隣で自分と手摺に挟まれる位置に座ったのです。
流石に声などは出しませんでしたが、かなり驚きました。




最初はスマホを見ていたため気づかなかったのかと思いましたが、座った後もスマホを弄りながら時折顔を上げて対面する車窓を見たりなんかする仕草もしてました。

かなりの不信感を抱きましたが、こちらから移動するのもなんだか失礼な気がして動けませんでした。
次第に、気付かず座ってしまった後に自分の存在に気付き移動しづらいのかな、と思うようになったのですが…

その矢先、スマホを見ながら小さな声を出して笑ったんです。
全然あり得ることだとは思います、ですが普通なら赤面するようなことにもかかわらず、その方は特に気にされてない様子。

直後にはうつ向いていた顔を上げて、車窓の方を見ながら軽く鼻をほじりだしたんです。
見た目からして人前でそんなことをするような方にも見えませんでしたし、少し動揺しました。

更にその後、その方は手摺に軽く寄り掛かる様な体勢だったのですが、僕の太ももに手をついてそこに体重をかけて寄り掛かる様な体勢に変わったんです。
そこまで来るともう普通じゃ無いのは明白で、どうしようか考えてました。

いきなり移動してしまおうか、声をかけようか、なんて声をかけようか…
なんて事を考えている内に電車は自分が降りる駅の1つ手前の駅で止まり、その方は何事も無かったかの様に降りて行きました。

以上が先日あった出来事です。
合理的に考えれば所謂『おかしい人』等で片付けられると思います。

ですが、私目には至って普通の人で身なりにも気を使っている様でした。
一番不可解に思ったのが、『終始自分に気付いた様子が一切無かった事』です。