ネットで見つけた人怖話の体験談を紹介していきます!

怖い隣人/ご近所, 怖かった見知らぬ人

また最初からやり直し…

ペットの飼い主にまつわる怖い話

ペットの飼い主にまつわる怖い話

大学三年の時、友達4人と俺のアパートで鍋やろうってことになって、俺ともう1人は、コンロとかいろいろセッティングする係り、残り2人は近くのスーパーに買出しに行く係りに決めた。
で、この話は買出しに行った2人から聞いた話になります。

そのスーパーは、住宅街の小道を抜けた先にあって2人が並んで歩いてたら、猫?犬?どっちかわからないような変な鳴き声がしてきた。
『キィー』とか『ヴゥー』とか、とにかく変な裏声のような甲高い動物の声。

しばらく歩いてたらその声にどんどん近づいてきて、どうやらこの家から聞こえてくるみたいだとわかったので、ちょっと覗いてみたら、門のすぐ横に、もう骨と皮だけのガリガリにやせ細った犬がいて、その犬が出してた、というか呼吸音と混ざって無意識に出てるみたいな声だった。

初は病気の老犬かと思ったみたいだけど、見た感じはまだ若い犬っぽくて、どう見ても異常な環境で飼育されているのは明らかだった。



あまりの光景にビックリして立ち止まったら、庭にできた水溜りの泥水をピチャピチャ飲み出したりして、よく見ると体のあちこちが円形脱毛してて、可哀想な反面ちょっと気持ち悪いと思って、すぐスーパーに行ったんだけど、買い物中もその犬の姿が頭から離れなくて、お節介だが真空パックの安い薄切りハムを買って、帰りにあげてみた。

そしたらその犬、ヨタヨタと近づいてきて慎重に匂いを嗅いだ後、弱々しくハムにかじりつた。

『あ…食べた。良かった!』

と思った瞬間、二階の窓から

「あー!ちょっと何してんのよ!」

と怒鳴り声が。
驚いて見上げると、40代後半くらいの小太りのオバサンがこっちを睨み付けてた。
そのオバサンはすぐに降りてきて、ドアを開けるとすぐに2人に向かって

「あんた達、何してんのよ!また最初からやり直しになっちゃうじゃないの!」

と物凄い形相でまくし立ててきたから、2人はすいませんでしたと謝るしかなかった。
その話を聞いて、オバサンの言葉の意味が全くわからず凄い怖かった。
それ以降、そっちの道は通らないようにしてたので、犬がどうなったかはわかりません。


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