園で遭遇したキチ子とキチママ。
キチ子は気に入った物があると、後ろから持ってる子のポケットをあさり、ロッカーをあさり、通園かばんをあさり、お着替え袋をあさり、どうにか見つけ出しては自分の場所に仕舞い込む子だった。

さらに気味が悪いのが、キチ子の母のキチママ。
帰りの時間になると、キチ子は先生の説得にもめげず、気に入った(他人の)物を握り締めて離さない。

そこへキチママが迎えに来ると、キチ子は一目散に駆けていってしがみつく。
先生が追いかけて

「キチ子ちゃんが持ってるの、○○君のなので返してあげてください」

と言うと、

キチママ「これは家の子のものですよ!?」
先生「えっ?ここに○○君のお名前が書いてありますよ?」

と言って名前を見せても、

キチママ「いえ、これは家の子のものです!」

周囲がポカーンとしてる内に、キチ子を連れてさっさと帰ってしまう。



取られた子の親がキチママに電話しても

「これは家の子のものです!!」

と返してもらえず、みんなが警戒してた。
同じ小学校へ行ったママ達から、キチ子はクラス中の子達から文房具を盗みまくり、先生に怒られても

「あたしのっ!」

と泣き喚いていると聞いた。
そのうち、大人しい子だけをターゲットに盗むようになり、クラス替えのたびに被害者が出て、学年末にはボッチになるのを繰り返しているらしい。
親しくなった子に万引きの仕方を教えたり

「こんど一緒にやろうよ!簡単だよ!」

と誘っていたのも問題になったそうで、キチ子は病気じゃなくて、キチママの英才教育あってのことだろうと思ってる。