先月、仕事の都合で引っ越して来た部屋に住んでます。
一人暮らし。

今日(2/14)の午後11時半過ぎ頃、本当についさっき、玄関ドアのチャイムが鳴りました。
下の集合玄関じゃなくて、部屋の玄関のチャイム。

こんな時間になんだろうと覗き穴を見たら、知らない女性がニコニコしてました。
ドアを開けずに

「どちら様ですか?」

と聞くと、

「302(仮)号室の者です」

という答え。
ついでに子供が

「302でーす!」

という元気よく答える声も(覗き穴からは姿が見えなかった)、

『何でこんな時間に子供が?とか、全然縁のない部屋の人(階も号数も遠い)が何の用だ?』

と疑問に思いましたが、とりあえずチェーンだけかけてドアを開けました。
すると、ドアの隙間からたぶん幼稚園?くらいの子供が顔をひょこっと覗かせて

「こんばんは!」

手にはレジ袋を持ってて、袋にポッキーとかのお菓子が入ってました。



『もしかしてバレンタインだから配ってるのか?』

と思いきや、女性が

「うちの子にチョコ下さい♪」
「は?」

と驚いていたら、

「今日はバレンタインでしょ?少しくらい余ってるでしょ?この子にあげて!」

いや、私は誰にも用意してない(恋人いない)し、家にもお菓子類を置いてない(ダイエット中)から…
正直にそう答えると、今度は

「会社とかで義理チョコも配らないの?ケチな嘘つかないで!」

と急に怒られました。

「そういうのも作らないんで。おやすみなさい」

とドアを閉めようとしたら、子供の頭掴んでドアの隙間にガアン!とぶつけてきた。
当然、痛くて泣き出す子供、仰天して硬直する私、

「ほら!泣いてる!チョコくれないから!」

とかいう女性。
さらにねじ込むようにグリグリ子供の頭を押し込んでくるし、外廊下に泣き声が響き渡るし、ドアも閉められないし。
女性は腕時計を目線で示しながら

「ほら!早く!もうすぐバレンタイン終わっちゃう!早く早く!」

と言葉が通じない。

「やめて下さい!」
「帰って下さい!」

「いいから早く!」
「終わっちゃう!」

のやりとりを何度も繰り返していたら、大声で泣いていた子供が『えっぐえっぐ』という感じの弱々しい声になってきて…頭だし可哀想だし怖くなって来た。
もういっそ、うちにある唯一の甘味の使いかけチューブ入り蜂蜜を渡すべきかと悩み始めた時、

「早く!」

を連呼していた女性が突然、子供の頭を押し付けるのではなく、自分の方へ引き寄せて、

「もう!バレンタイン終わっちゃったじゃない!ケチ!最低!ブス!」

と叫び、子供の頭を掴んだままエレベーターへ去って行きました。
なんかもう呆然、かなりうるさかったのに近所の人が誰もドアも窓も開けて様子を見てないのにも呆然…

慌ててカギしめて時計見たら確かに0時を過ぎていたけど、それでピタリと諦めて帰って行くのも意味が分からない…
怖かった。