「結婚する?一緒に暮らす?」

という話が出ていた元彼。

「新居はどの辺?間取りは?家賃は?」

と話を詰めていた時、当たり前のような顔で、ものすごいイイ笑顔で、

「あ、犬は処分ね♪」

と言われた。
サッと血の気が引いて、体感温度が下がって寒気がすると言う体験を初めてした。
私も仕事してるし、一緒に暮らしても仕事は続けるって話だったのに

「これからは俺が養うんだから贅沢言われても困るよ」

犬の飼育費払うのが嫌なんだったら全部自分の給料から出すし、生活費の折半だってもちろんちゃんとに半分出すし、そもそも犬を飼うのも嫌だっていうのなら実家に預けるとかいくらでも方法は、

「あれ?でも私が飼ってるの知ってるよね?つかあんたも飼ってたよね??」

って半パニックになってたら、




「自分の飼ってる自分に懐いてる犬は自分の犬だからいい。他人の飼ってた犬は懐かないから嫌。どうしても飼いたいなら、新しいのを買おう!」

だって。

『もう無理。いろいろ無理!』

と思って全力で逃げた。
それまでは

『ちょっと我が儘で頑固だな』

と思うことがあるくらいだったのに、結婚話で弾けちゃって本性が出たんだと思う。
変なところでプライドが高かったらしく

「あいつ我が儘だから俺から捨てたんだよ!」

と吹聴していて、粘着されるよりは数倍嬉しかったので

「そうなの、捨てられちゃったの~♪テヘ☆」

で逃げ切った。