中学生の時、昼休憩もそろそろ終わり、掃除の時間が始まる頃だったと思う。
尿意を催した俺は最寄の渡り廊下にあるトイレに入ろうと扉を開けた。

「パチパチパチパチ…」

拍手が響いた。
狭いトイレの中に、先生達が6人程、円を組んで立っていた。




男の先生も女の先生もいた。皆笑いながら、お互いの顔を見ながら、拍手していた。

「さ、いきますか」

誰かがそういうと、入り口で唖然と立ち尽くす俺の脇を先生達が通り過ぎていく。

「(小便が)ひっこんじまったか?アハハハ」

横を通る先生の一人が俺にそういいながら出ていった。
中には誰も残っていないし、何も残っていなかった。

先生達はここでいったい何を…??
謎すぎる思い出だ。