歩道を歩いてるとき、自転車が楽に行き違える広さの歩道の右半分の真ん中を歩いていた。
それより右に寄ると雨露に濡れた雑草が茂っており、濡れないギリギリを歩いていた。

すると後ろからけたたましい自転車のベルの音が鳴らされた。
だけど左半分は自転車一台余裕で通れるスペースがあるので、無視して歩いてた。

そしたら、自転車に雨傘をつけて、濡れないような雨よけの手袋みたいなのを自転車に装着して、さらに前後の籠にもおっきな雨よけと、自転車全体にカラフルなポンポンをつけたおばさんだかおばあさんが真隣にやってきて

「あんた!耳ないんか!目障りやな!轢かれて死ぬか!?」

と怒鳴り始めた。
その間自転車乗って私の左側を並走。



『余裕で行き違えるやん』

と心の中で思って無視していると、それが気に食わなかったようで、横でリンリン鳴らしながら

「聞いとんのかー!!」

と叫びだした。
私の方を見ていたせいで気づかなかったのかもしれないけど、歩道はその先緩くカーブになっていて、そのまま直進すれば植木に突っ込んでそのまま溝に嵌まる。
私が何食わぬ顔で直進していたため気づかなかったようで、そのまま突っ込んで溝に嵌った。

すると空いたスペースを通って、学生たちが通り過ぎていった。
通り過ぎざま、

「ババアが邪魔なんだよ!」

と何人かからせめられていたが、誰一人として助けようとする人はいなかった。
買い物を終えて帰るとき、四車線の道路を挟んだ反対側の歩道を歩いてたら、さっきの歩道に救急車が来ていた。