今から3年くらい前で当時大学生の頃、近所で不審な若いお兄さんが出没した。
手口はインターホンを鳴らして

「この度、この地区のクリーニングの配達の担当になりました者です。ご挨拶に参りましたので玄関まで出てきてください」

と言うもので、扉を開けると無理やり入ってこようとしたり、部屋の中を見ようとしたりする。
オートロックのマンションでも住人について入り込んでくるらしく、そのうち誰も出なくなった。




ある日、一人暮らしをしてた友人(当時ちょいギャル系)が

「あ、玄関鍵してなかった。」

と思って、玄関を施錠しに行ったら突然扉が開いた。

「あ、どうもこの度この地区のクリーニングはいたt・・・」

「え?なんで勝手にドア開けるんですか!!」

「あ、あの挨拶に・・・」

とそこで閉めようとする友人、ドアをがっちり離さない配達員で軽く押し問答。
すると、たまたま部屋の奥にいた友人の彼氏(お好み焼きの国出身愛車セルシオ 怒ると怖い)がやってきて

「お前の会社は玄関扉が開いてたら家主の断りもなく勝手に扉を開けて挨拶しても良いと教育してるのか。苦情を言いたいから今すぐここに上司を呼べ。」

と方言でぶち切れて怒鳴りつけたところ、真っ青になって飛んで帰ったらしい。

それ以来この地域でその若いクリーニング配達員を全く見かけなくなったが後日、新聞を見ると別の地域で同じようにクリーニング屋を名乗って家を下見して空き巣に入った男が逮捕された記事が載ってたのできっとあの男だったのかなと思う。

現在は友人も彼氏もとうに大学を卒業し、それぞれ看護師や医者として普通に働いています。