金曜日の夜、夫が急な飲み会があったので帰りは車で迎えに行き、最寄りの駅まで乗って行っている原チャリをそのままにしてあった。
で、土曜日に夫婦で車で駅に向かって夫が車で帰り、私が原チャリで戻ることになった。

駐車場のない本屋さんに寄りたかったから。
途中まで同じ方向なので、夫の車の後を私が追いかけるような状態になり、信号で止まってる夫の後に私も停車していた。

すると直角になった路地から自転車が突っ込んできた。
私は後にいたからずっと見てたんだけど、背中に赤ん坊を背負ったまだ20代ぐらいの女の子がスマホを見ながら片手運転だったからブレーキが間に合わなかったみたい。
うちの車の助手席のドアに

「ドスーン!」

と当たり、自転車は倒れはせずに止まった。
ビックリして運転席から飛び出した夫に

「すみません!」

と一言だけ言って、その母親、あろうことか来た路地より更に細い路地に入って逃げやがった。
その路地の出口がどこかは分かってたから、原チャリで先回りしてその母親を確認し、そのあとさりげなく追跡した。

そしたら大きくて立派な一戸建てでさ。
そこのカーポートに自転車止めて玄関から入って行くの確認してから、前輪のカバーの部分が歪んだ自転車の拡大写メと表札が写る全体写メを取ってからインターホンを押した。

母親なのかお姑さんなのか分かんないけど年配の女性が現れた。
一応同じ嫁の立場として微かにだけど思うところがあったので

「すみません、〇〇と申しますが奥さん呼んでいただけませんか?」

と言ったら、ちゃんと名乗ったのが良かったのか、ニコニコしながら

「ちょっと待ってね」

と呼びに行ってくれた。
その間に夫に電話して、

「ぶつけた相手の家の前にいて今本人と会うところ」

って言ったら、

「警察呼んだから来てもらえ」

って。




で、本人が出てきたんだが、知らない女に呼ばれたわけだから当然不審げw

「さっき当て逃げしましたよね?」

って言ったら、

「言ってる意味がわかりませんけど」

ときた。

「その自転車、前のとこ曲がってますけど」

って言ったら、

「ああ、この間ぶつけちゃって」

と。
ちゃんと認めてくれてたら追いつめるつもりはなかったんだけど、とぼける態度に腹が立って

「では今警察呼んでますから一緒にきて、これは違うって言ってください。私、既に写メも撮ってますから証拠として警察に見せますし、それをちゃんと否定してもらわないと」

って言ったら、

「証拠って、これがおたくの車にぶつけたって証拠にはならないじゃん」

だって。

「じゃあ来るか来ないかハッキリ答えてくれる?それによっては正式に当て逃げとして被害届出すし、車に付いた塗料の鑑定とかできるし、ついでにもっと近くから自転車の写メ取らせてくれる?うちの車の塗料ついてるかも知れないし。どうする?」

って、正直かなり適当に反論したw
そしたら急にガクブルしながら

「今お姑さんが来てるのでこういう話ヤバいんですよ」

と言い出した。

『知らんがな。最初に素直に認めればそれなりに配慮できたかもしれないけどさ、バックレようとしたくせに都合のいいこといってんじゃねーよ』

って思って、

「いやそれ関係ないし。今から行く?どうする?」

と冷めた態度で言ったらついてきたw
現場検証のあと、別々に事情聴取?があったそうだけど(私は彼女を連れて行ったあと帰った)、携帯ではなく家電を聞いてもなかなか教えなかったらしい。
修理代の話になったときに、

「車と自転車の場合は車の方が悪いんだから全額支払う理由はないと思う」

って言ったんだって。

「こっちは赤信号で停車してたわけで、そこに一時停止の標識無視して、しかも片手運転で突っ込んで来たわけだから、それでもこっちに非があるって言うなら、出るとこ出てそう言ってくれよ」

って言って、

「あんたじゃ話にならんから旦那と話す」

ってんで、家電を聞いたらしいんだよね。
翌日曜日の夜になって、夫と名乗る人がうちに訪ねてきた。

「修理代はもちろん、その間代車が必要でしたらその費用もこちらで出しますから」

って、すごくちゃんとした物言いの人だった。
50歳前後だったけどw