高校生の時の話。
違う学校に通っていた初彼。
1年記念日にお互いが欲しいものを送り合おうと提案してきたので、私は髪留めと答えた。

彼は革の鞄(5、6万するブランド)をリクエスト。
バイトのシフトを入れまくり、なんとか記念日までに購入できた。

記念日当日、公園で待ち合わせ。
しかし相手は何も持って来ていない。
手ぶら。



『?』

と思っていたら、渡された写真3枚。
公園の鉄棒でブタの丸焼きポーズや、マッサージ器を肩に当てて気持ち良さそうな表情の彼が写っていた。

意味が分からないし、まったく嬉しくないし、本当にそれだけしか持ってきていなかった。
混乱して固まっていたら、私が持っていた某ブランドの紙袋を指差して

「俺の希望通りのやつじゃん!」

と、盗られそうになったが、もう冷めに冷めていた私は

「違う!!これは父さんにあげるもんだ!!」

って叫んで走って帰った。

写真は帰ってすぐに父の灰皿で燃やした。
鞄は泣きながら姉の彼氏にあげた。

その日から連絡が途絶えて自然消滅したが、2ヶ月後くらいに私の家に知らない女と2人で写ってる写真を送り付けてきたこともあった。
当時流行っていた、写真を使った呪いの儀式をしてから全部父の灰皿で燃やした。