私がストーカー被害にあったのは23歳の時です。
社会人になって2年目で、実家で両親と生活していました。
相手の方は34歳、同じ職場の先輩で、私たちは田舎の小さな市の公務員です。

当時、私の部署に若い女性は私しかいませんでした。
ほとんどの男性は既婚者、彼女がいたので周りの人が、

「彼女のいない後のストーカー男性に私と付き合ったら?」

などと冗談ぽく言っていました。
私は結婚を約束している彼がいたため、

「絶対ない」

と公言していましたので、相手は分かっていると思っていました。

夏の慰労会の時冗談で、私の彼は煙草を吸うといった話になり少し盛り上がりました。
次の日は土日だったので自宅に電話がかかってきました。

「明日はいいことがあるよ」

と、そして月曜日出勤したら、なんとその男性が煙草を吸っていました。
その人は煙草は吸わない人だったので驚きました。
と同時に

「明日はいいことがあるよ」

『これ?』

と思い、

『気持ち悪い、怖い』

と思いました。
その日その人は何本も煙草を吸い、得意げだった顔を今でも思い出します。




その後も私が

「世界遺産の本が欲しいけど、高いから購入を迷っている」

と話しているのを聞いていたらしく、後日

「たまたま買ってもう読んだからあげる」

と言われ、無理やり渡されました。
中には手紙が入っていて、紙2枚に好きの文字がびっしり書いてありました。
本当に怖くなり、上司に相談し、上司から注意してもらいました。

そして数日間私は休暇をもらいました。
その後上司の注意もあり2、3か月何もありませんでした。

私は今までのことを忘れていた頃、隣の市のショッピングセンターに買い物に出かけました。
いろいろ買い物をし、半日くらいそこで過ごしていました。

最後に食料品を買っていたらなんとなくその人の後ろ姿に似ている男性がいました。
もし職場の先輩がここにいたら、

『ストーカーされている、怖い』

と思いました。
でもこんな田舎でそんなことする人がいるはずがないと思っていました。
そんなことを考えながら駐車場に行くと、やはり見たことがある車がありましたが、ナンバーをはっきり覚えていなかったので似た車かと思いながら帰りました。

家まで30分ほどかかり無事に到着し、荷物を降ろしていると1台の車が家の前をゆっくりと走ってくるのが見えました。
私は何とも思わず荷物を降ろしていましたが、家の前でその車が徐行運転をし運転手がこちらを見ていました。

なぜか、目があってしまいました。
その瞬間私は全身鳥肌状態で、本当に怖かったです。

上司に相談をし、注意してもらってから何もなかったので常識ある人でわかってもらえたと思っていたので本当に怖かったです。
さらに、誕生日には年齢分の真っ赤な薔薇の花とプラダのバッグとダイヤの指輪を送ってきました。

ここまで来ると、身の危険を感じるようになりあまり刺激しない方がいいのではないかと思いました。
もちろん上司に相談し職場の配置も変えてもらいました。

そして、上司がその人の同期や友達に現状を話し、その人に別の女性を紹介したりしてくれました。
周りの協力もあり少しずつストーカー被害も少なくなってきました。
そして私のストーカー被害が終わりました。

そして今はまったくありません、今は別の建物で働いており、まったく顔を合わすことがなくなりました。
加害者の人が一線を越える前にたまたま私は周りの強力な守りがあったから現在は何もなく過ごせているのだと思います。