まだ幼稚園に行ってた頃だったか、その前後だと思うんだけど、ある日の夕方、父と一緒に近所の公園に遊びに行った。
父はベンチに座り、私は少し離れたグラウンドのような所で走り回っていた。
そうしたら突然、

「○○ちゃん(何と言っていたのか覚えていない)!!!」

と、叫ぶ女の人に腕を引っ張られ、どこかに連れて行かれそうになった。
その女の人の周りには何人かの大人がいたんだけど、その人達に周りを囲まれ、口々に、

「ああ○○ちゃん、見つかって良かった。」
「さあお家に帰ろうね。」

等と言われたが、勿論自分の名前は○○ちゃんなんかではなく、その人達も全然知らない顔。



呆然としているとベンチからダッシュで駆け付けた父が

「△△(これが私の名前です)どうした!!あんたらうちの子に何すんだ!」

と、私を抱き上げようとしたが、その人達は物凄い剣幕で父に掴みかかり、

「うちの○○ちゃんに何するの!!sけうぼwんzyふじこー!!」

などと叫びながら私の腕を掴んで放さない。
父も負けずにその人達を押し返して、私を抱こうとするもんだから私はもみくちゃ、よく分からない私パニックで大泣き。
そのうち父が

「あんたら、警察呼ぶぞ!」

と、大声を出したら突然パッと手を放され、走って逃げて行ってしまった。

その後どうなったかは子供だったし全然知らないんだけど、家に帰ってばあちゃんと仏間に行き、お経をあげられたことはすごく覚えてる。
その公園は実家のすぐそばなんだが、今でも行けない、なんか怖くて。