二年前です。
大学に入学してキャンパスから3駅くらい離れたところに初の一人暮らしをした時の話。

入学して二ヶ月くらいたって、サークルの仲間とも打ち解けて近かったしよくウチで飲み会やらゲームをやってたんだ。
夜10時くらいかな?
部屋のチャイムがなってさ、滅多に鳴らないからちょっとドキッとしてさ(友達は鳴らさずに入ってくるので)。

恐る恐る覗き口から外見たら、見た目が芸人のはなわの弟(ナイツのボケ)に似た感じの中年男性が立ってた。
始めは誰かと思ったんだけどすぐお隣さんだと気づいてドアを開けた。




ウチのアパートは部屋が2件しかないタイプで(お隣さんとはドアとドアが向かい合う感じ)。
うるさかったんだろうね。

「ちょっと静かにしてくれるかな」

って物腰柔らかく言われた。
失礼だけどなんか笑ってるようで笑ってないような表情のない顔でスゴい背筋がゾーっとする感じだったから、めっちゃ謝ってドアを閉めた。

仲間に静かにしようと伝えようとしたんだけど、空気が読めたようでみんな静かにしていた。
お隣さんの独特な雰囲気が伝わったのかしばらく10分ほどはひそひそ話していて、友達の一人がしびれを切らして空気を変えようと明るく

「なんか怖かったよね~お隣さん」

って言いながら覗き口を何気なく覗いたら、まだその人いたんだよね部屋のドアの真ん前に。