ネットで見つけた人怖話の体験談を紹介していきます!

怖かった見知らぬ人

白馬の王子様

知人の紹介で知り合った人との怖い話

知人の紹介で知り合った人との怖い話

私の先輩に40代半ばくらいの方がいます。
先輩は綺麗で可愛いく、スタイルも性格もいい人なのですが、タイミングが合わずに独身でいる方でした。
これはその彼女が本当に好きだった彼氏と別れ、さらにお父様が亡くなり住み慣れた家から引っ越しを余儀なくされていた、去年12月の終わりごろの出来事です。

先輩は10年以上前に、飲み屋で知人の知人として知り合った人とLINEで連絡を取るようになったのだそうです。
その男性は50代前半、サンフランシスコと日本を行き来している外資系ビジネスマンで、数年前に日本で家を購入したこともありお嫁さんを探しているとのこと。
先輩がフリーだと知ると即口説きはじめ、先輩もまんざらではない様子でした。
口説き内容も凄く、先輩に見せてもらった一部をご紹介致します。

「亡くなったお父様があわせてくれた。○○(先輩の名前)は運命の人。」
「○○は自分のパートナーとして美容に気をつけて綺麗でいてくれればいい。」
「今の仕事を辞めてサンフランシスコにいくらでも滞在してくれていいし、長期休みには南の島で過ごそう。新婚旅行はフランスでいい?」
「手料理も得意だからまかせてくれ。」
「日本に購入した家のある場所はサンフランシスコの海岸に似ていて素晴らしいところ。インテリアも高額のもので揃えて凝っている。○○も気に入るよ。」
「日本の家は田舎にあるから、先に近所に結婚前提の交際と伝えておこう。」
「クリスマスプレゼントはバイク(車やバイクの輸入業者をしていて、その男性の趣味もバイクとのこと)。」

他にも夢のようなことを言われ、LINEだけでどんどん話が進んでいったそうです。
そしてとうとう年末の12月31日から1月2日にかけて泊まりに来ないか?と誘われたらしいのです。

「地元の美味しい海産物を食べたり温泉に行ったりしてゆっくり過ごそう。そしてどうしても日本に購入した家を見て欲しい。」

そう言われたそうです。
先輩はとても迷っていました。

会ったこともない人を信用していいのか?
泊まりということは関係を持つ必要があるのか?
何より前の彼氏のように好きになれそうもない…というのが悩みのようでした。

私は先輩が仕事を辞めたがっているのも、一人暮らしなんてしたくないのも知っていたので、

「行くだけでも行ったら?」

と薦めてしまいました。
周囲の人達も同じようにまくし立ててました。
意を決した先輩は、渋々ながらもどこか嬉しそうに旅立っていきました。




そして正月明け。
聞かされたのは驚きの事実の連続でした。

「高速バスをおりて待っていたのは、イメージと違ってサングラスに革ジャンを着た小さいおっさん。」

「車に乗るというのでついていき、BMWがあったのでそちらかと思ったらその横の軽自動車。」

「海産物の美味しいものが食べれると言って連れていかれたのは、某大手チェーンの回転寿司。」

「家に着くまでの車中で不機嫌になっている先輩に『○○は俺のこと好き?』と空気読まずに聞いてくる。」

「晩御飯に年越し蕎麦のネギ(198円)を買おうとすると『それは高い、こっちにして。』と安いネギを選択される。」

「家は普通の田舎の一軒家。湿気っていて不潔で気持ち悪かったとのこと。」

「お弁当についている醤油入れや割りばしがテーブルへ大量に置いてあり、捨ててもいいか?と聞くと断られる。」

「何かというと日本をディスり、アメリカ礼賛。」

「大分険悪なムードになっていたにも関わらず『お風呂に一緒に入ろう』と誘われる。断ると、先輩が入る前にお湯が全部抜かれていた。さらに特殊なシャワーカランの使い方がわからず、真冬に震えながら水シャワーを浴びたとのこと。」

「温泉はお金がかかるからと連れて行って貰えず。」

「こんな状況でも夜は関係を求めてくる。断ると『海外ではその日出会ってするのは当然だよ』と言う。」

「外資系企業なため年金を支払ってなかったらしく、無年金?らしい。」

「老後の収入をどうするのか聞くと、外国人にシェアハウスで部屋を提供すればいいと返事。」

怒りに満ちた先輩は元旦に帰ってきました。
思った事をハッキリ言う先輩なので喧嘩になりかけたみたいですが、殺されずには済んだと笑っていました。

その後も何度かワンギリしてきた(恐らく、電話したいけど電話代がもったいないからそっちから電話してという意味)そうですが、一度かけ直してみたら敢えて英語を自慢げにペラペラ話してたらしいです。

やはり人は実際に出会ってみなければわからないと、他人事ながら身に染みて感じました。
そしてその後、私が一番先輩を冷やかしてノリノリにさせていたせいか、しばらくは静かに怒っているのが感じられて地味に怖かったです。


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